院内感染の防止

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【滅菌・消毒システム】

pic_isu_02.jpg院内感染防止対策って何?

皆さんはレストランでふきあげていないテーブルにすわり、洗っていないお皿に盛られた料理を、前のお客さんが食べたそのままのお箸で食べることができますか?食後に前のお客さんが使ったつまようじを使うことができますか?

歯科医院において完全滅菌消毒をしないということは、それよりももっと汚く危険な行為です(血液が付着することが多い)

にっとう歯科医院では、安心・安全・誠実な歯科治療をめざして、院内感染を防止し、患者様と院内で働くスタッフを守るため、滅菌・消毒に際して以下の点に留意しています。


当院で使用している滅菌器
7871.jpgリサ
(BSEで問題になっているプリオンも完全滅菌できる最新式の滅菌器です)
外科器具、切削器具、基本セット
など
7872.jpgオートクレーブ
外科器具、切削器具、基本セット
など
7874.jpgステリマスター
タービン、エンジン


滅菌の手順
まず処置が終わった器具を水洗いします。
バーやファイル類は一時薬液にて消毒します。
次に超音波をかけます。7875.jpg
基本セット(ピンセットやミラーなど)、その他滅菌できるものは個別包装し、高圧蒸気滅菌をかけます。

個別包装は、時間・労力・コストがかかり一般の歯科医院では困難とされてきました。しかし、当院では患者様の安心・安全を第一に考え、個別包装という形をとっています。
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高圧蒸気滅菌できないものはホルホープ(ホルマリン殺菌器)で殺菌します。
ホルホープ

加熱できないプラスチック器具
など
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バー、ファイル類
歯ブラシ、義歯ブラシなどのプラスチック器具
 


滅菌が終了したら各ユニット毎にある殺菌庫にて保管し、患者様一人一人に完全滅菌された清潔な器具を使用できるよう準備しておきます。
各ユニットの殺菌庫には、
基本セット・タービン・排唾管・バキュームチップ
などを保管しています
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印象用トレー(歯に詰め物をしたり、冠を被せるときに型を採る器具)を保管します。7876.jpg
タービン・エンジン等の切削器機は、滅菌消毒が一番必要な器機ですが、非常にお金がかかるのでほとんどの歯科医院で滅菌消毒されないまま使用されているのが現状です。

当院では完全滅菌システムを構築し、使用の度に滅菌消毒を行っていますので安心です。

当院で使用している治療用ユニット、タービンやエンジンは全てドイツのカボ社製品を導入しています。
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カボ社製品は世界で最も信頼性が高く過酷な滅菌消毒に対応しています。
カボ社の誇る最新式の消毒システムにより、切削時に出るエアーや水、吸引した水などはコンピュータ制御で消毒管理されています。
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紙コップ・紙エプロン・麻酔薬・注射針も一回限りの使い捨てです。
麻酔に使う注射筒も一回の使用ごと滅菌処理を施しています。
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各ユニット(治療イス)のスペースを広くとり、
間にしきりを設置し隣の治療による細菌の飛散を防止しています。

ユニットは一人の患者様が終わるごとにアルコールガーゼにて清拭しています。
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技工物
技工物はデシケーターという殺菌庫で殺菌処理をし、
終了後個別包装し、患者様が次回来院するまで大切に保管します。
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タオル
治療中に水や雑菌が患者様の顔や衣服に飛び散るのを防ぎます。
このタオルも患者様一人一人に滅菌されたものを使用しています。
院長、スタッフはグローブを装着し、各ユニット毎に設置してある手洗いキャビネット(流水)で手指を水洗・消毒しています。
これは従来の薬液漕(ため水)による方法では完全に消毒することは不可能だからです。
拭き取りは全てペーパータオルを使用し、布タオルは使用しておりません。
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口腔外吸引装置(ゴーっと音のする吸引器)を各ユニット毎に設置し、患者様の口腔外へ飛散した細菌をすぐに吸引しています。7895.jpg

空調機器は、床に落ちたホコリや雑菌を部屋中に飛散させてしまう恐れがあるため、ヒーターを使用せず全てエアーコンディショナーを使っております。

待合室や診療室の床は、専門の清掃業者に依頼して、年4回定期的にクリーニングしております。
また、水周りは全てノンタッチ水洗を設置し、手指の汚染を防止しています。

感染性のグローブ・コップなどは、廃棄物業者に依頼し、きちんとした処理を行っております。


これらのことから、当院では患者様に安心安全な歯科治療を受けていただくために滅菌・消毒は一番大事なことだと考えています。

どんなに良い治療をしても、どんなにきれいな人工の歯を入れても、
それを行う器具が不潔であっては、感染性の病気をうつしてしまう可能性があるのです。